2013年02月05日

ミッドナイト・イン・パリ

久しぶりにレビューを書こう。

ウディ・アレンミッドナイト・イン・パリはそれはもう、近年の彼の見せ方からはずれない映画で、オープニングで観光客の目線からパリの街並みを俯瞰したかと思うと、数時間も右も左もわからずに彷徨ったおかげで、もうこの街に自分はすっかり溶けこんでしまったと勘違いしたように思わせてくれるあの旅の感覚。

ずうっと生粋のニューヨーク・ライフを描き続けてきたウディ・アレンがバルセロナやロンドンでは一転して愛すべきおのぼりさんを主人公にするのはいったいなぜなんだろう。ノスタルジーもここに極まれり。

そして、いつもながら結末の放り投げ方が実によい。そこからの新しい生活を想像するのはいつも後にぽつりと残された観客自身の楽しい想像なのだ。

posted by ピーコ(日本猫) at 18:04| Comment(0) | 猫の目レビュー(ネタバレしない映画ネタ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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